ながたけの解釈ブログ

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立ち直る力をつけるために必要なのは?

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どうも~永田です!!

 

結構最近”レジリエンス”というワードについて触れていますが、今日もその”レジリエンス”に触れていこうかなと思います!

 

 

nagatake9i4.hatenablog.com

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レジリエンスとは、逆境から立ち直る力のことです!!

 

ただ逆境から立ち直るって場面ってそう簡単に訪れないですよね?

 

そのため突然その逆境がきても、なかなかレジリエンスを発揮できなかったり、またはそもそもレジリエンスが足りなかったり、と結局強く生きることができないかもしれません(´;ω;`)

 

では、そんなときのためにどうやってレジリエンスを鍛えたらいいんでしょうか?

 

 

その問いに対して、健康心理学者のケリー・マクゴニガルは自身の著書 『スタンフォード のストレスを力に変える教科書』大和書房(2015)で、「代理レジリエンス」または「代理成長」が有効的であると述べています。

 

「代理レジリエンス」または「代理成長」とは、他の人びとのトラウマ体験をとおして、人間として成長したり、意味を見出したりすることができること、を指します。

 

その「代理レジリエンス」または「代理成長」が観察されたのは、心理療法士をはじめ、メンタルヘルスケアに従事する人びとで、彼らは患者たちのレジリエンスや回復にたびたび触発されていました。

 

「代理成長」がもっともよく見られるのは、ひどい苦しみを経験した患者を担当している医療従事者たち、たとえば、熱傷処理センターで重傷を負った子どもたちの世話をしている看護師や、政治的暴力からの亡命者や拷問の被害者の援助活動をしているソーシャルワーカーや、子どもを亡くした親たちのカウンセリングを担当する心理学者などです。このような人たち、患者のレジリエンスや成長をとおして希望を見出すとともに、「自分にも思っていた以上にレジリエンスがあると思えた」、そして「自分自身の人生の困難な問題に対しても、以前よりうまく対処できるようになった」と述べています。(1)

 

確かに医療従事者は一般の人より、他人のレジリエンスを発揮する体験や成長する瞬間を目の当たりにしますもんね。そりゃ、レジリエンス鍛えられますね!

 

しかしながら「代理レジリエンス」または「代理成長」を経験するのは、医療従事者のような人を助ける職業の人だけではないとオーストラリアのボンド大学の研究が示しています。

 

オーストラリアのボンド大学で行われた研究では、参加者たちは、過去2年間に見聞きしたもっともつらいトラウマ体験について語るように指示されました。参加者たちが語ったできごとは、流産や、事故に遭ったこと、愛する人を亡くしたこと、深刻な病気にかかったこと、犯罪に巻き込まれたことなど、さまざまでした。そのようなできごとを経験したのは、参加者の友人や、家族や、配偶者でしたが、なかにはニュースで知っただけの他人も含まれていました、参加者たちは「代理成長」を経験しただけではなく、成長して学んだおかげで、自分の人生にもっと意味を見出せるようになったと語りました。(2)

 

この研究が示すことは、僕たちはみんな他人から「レジリエンス」を学ぶことができるよ、ってことです!

 

で、他人から「レジリエンス」を学ぶとき、つまり「代理レジリエンス」を経験するときに必要なものが「心から”共感”すること」だとケリー・マクゴニガルは述べています。

 

以下の引用は共感の定義です。

 

共感とは、他人が喜ぶのをみるとともに喜び、他人が悲しむのをみるとともに悲しむというように、他人と同じ感情をもつことをいう。この場合、ある人(他人)がまずある感情を体験しているということが前提条件で、その感情の表出を観察者(自分)がみて、自分も同じような感情を体験することをいう(3)

 

 

一旦まとめると、

 

 

って感じですね!

ただ一つ勘違いしてほしくないのが、この記事は他人の悲しみを利用しろっていう記事ではなく、あくまで他人の悲しみに寄り添ってあげると、その人を逆境から救い出すことにもなるし、自分のレジリエンスも”ついでに”高まるよっていう前提ありきの記事です。(常にギバーの精神はお忘れなく)

 

nagatake9i4.hatenablog.com

 

 

 とは言ってもこの記事を読んでしまったから以上には、他人の悲しみを前にすると「代理レジリエンス」や「代理成長」を意識してしまいますよね。

 

そのため永田は他人の経験からではなく、ひたすら「レジリエンス」を鍛えられる方法として以下のようなことを考えました!

 

「共感」が自己を成長をさせることができ、しかも他人の経験からだけでなく、ニュースの内容からでもそれを実践することができるのであれば、ドラマや映画、そしてマンガなどで得られる共感でも自己を成長させることが可能ではないか?ってことです!

 

というのもそれっぽいのが証明された実験があるんです。

 

最近の実験によると、「ハリーポッター」を読むことで、社会的なマイノリティーの人たちに対する子どもたちの姿勢が向上するとのことだ。登場人物のハリーとハーマイオニーが、純血の魔法使いではないために差別を受ける様子を目の当たりにすると、子どもたちは同調し、現実に存在するマイノリティーたちに対しても偏見を持つことが少なくなるのだ。(4) 

 

つまりこの実験から分かることは、子どもたちは物語の登場人物に共感することで「代理成長」を成し遂げることができた、ということです。

 

 

じゃあ、ここで今日の問い:そんなときのためにどうやってレジリエンスを鍛えたらいいんでしょうか?に関する答えがでますね!

 

その答えは、ドラマやニュース、映画、小説、そしてマンガなどで「共感能力」を高め、それに伴ってレジリエンスを鍛えましょうってことです!!!(やっと、たどり着いた(疲れた))

 

 

僕個人的にオススメなのが、週刊少年ジャンプです!

(っていうのも僕が10年以上も絶やさずジャンプを読んでるからなんですけど(笑))

特にワンピースの主人公、ルフィ―が兄エースを亡くしたショックから立ち直るとこなんかはめちゃくちゃオススメですね!

 

↓(ここめっちゃ泣けた)

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 (出典:ワンピース)

 

信頼する兄エースを目の前で殺され、その現実をなかなか受け入れられずにいた主人公ルフィ―。

しかしながらルフィ―には”兄エース”という存在以外にも大切な存在がいることに気が付いた。それが”仲間”だった。そしてまだ大切な仲間がいるという気づきからルフィーはこの逆境から立ち直っていくのである。

 

っとこの場面を簡単にまとめるとこんな感じですね!!

めちゃめちゃ泣けます(2回目)

 

僕は知らず知らずにこの場面に”共感”し”レジリエンス”を鍛えていたということでしょう。

 

なんともありがたい、ワンピース。

 って語りだしたらキリがないので、今日はそろそろ終わりにしたいと思います。

 

 

とにかくみなさん!

ドラマや小説、そしてマンガなどに「共感」し「レジリエンス」を鍛えていきましょう!!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

次回は、ハリウッド式?共感を呼ぶストーリ型の文章術みたいなのを予定しています!(気分によりけりですが(笑))

 

 

 

(1)ケリー・マクゴニガル 著『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』大和書房(2015)324

(2)同上 325

(3)共感(キョウカン)とは - コトバンク

(4)アダム・グラント シェリル・サンドバーグ 著「Originals 誰もが『人と違うこと』ができる時代」三笠書房(2016)