ながたけの解釈ブログ

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新たなブレスト?その方式とは?

 

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どうも~!永田です!!

 

以前「ブレインストーミングは死んだのか?」で、

ブレインストーミングは実はすごく非効率だよー。でも、そんな非効率な方式でも魅力的なアイデアは生まれてきたんだよーって話をしました。

(ブレストの悪いところ:①非効率②身バレのため忖度する→結局アイデアがあまり出ない)

 

 

nagatake9i4.hatenablog.com

 

そして、今回はそんなブレインストーミングを刷新する方式を紹介していきたいと思います!

 

その方式とは「ブレインライティング」です!

 

このブレインライティングはテキサス大学などで検証が進められており、ブレインストーミングよりもいい成果が出たという報告が多く出ているそうです。

 

そのブレインライティングの具体的な方法を以下の2冊を元に紹介させていただきます!

 

 

週40時間の自由をつくる 超時間術

週40時間の自由をつくる 超時間術

 

 

アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方

アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方

  • 作者: フランス・ヨハンソン
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まず、メンタリストのDaiGoさんによる著書『週40時間の自由をつくる 超時間術』実務教育出版(2018)から紹介させていただきます。

 

この本によると、ブレインライティングは5つのステップで構成されています。(1)

 

  1. 解決したい問題や疑問を決める
  2. その問題に対するアイデアを、各自が10~15分かけて紙に書く。思いつく限り何を書いてもOK
  3. 書いた紙を隣の人に手渡し、自分も隣の人から紙をもらう
  4. 隣の人から渡された紙に書かれたアイデアを見て、また10~15分かけて自分の意見を書き足す。これを、会議に参加した人数分繰り返す
  5. 最後にすべての紙を集めて全員で検討する。その紙に書かれたアイデアが誰のものなのかは明かさない。

 

ひたすら話し合う作業を書く作業に切り替えたわけです!

またこの本では、「高速ブレインライティング」という手法も紹介されています。

 

その具体的な方法とは、

 

  1. 解決したい問題や疑問を決める
  2. 8分かけてアイデアを紙に書き出し、隣の人に手渡す
  3. 3分で隣の人からもらった紙をレビュー
  4. 会議に参加した人数分繰り返す

 

という4つのステップで構成されています。

名前の通り、普通のものより高速にしたって感じがしますね!

ただこちらの方が普通のブレインライティングより74%もアイデアが出やすくなったらしいです!!

 

(最初のうちは普通のブレインライティングで、慣れてきたら高速バージョンって感じですかね!)

 

こちらの『超時間術』による方式はものすごく効率的なやり方ですね!ただし、席順から誰のアイデアなのかを推測しやすいため匿名性はあまりないようにも思われます。

 

 

そして次に、イノベーション・戦略コンサルティング企業「メディチ・グループ」のCEO、フランス・ヨハンセンによる著書『アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方』阪急コミュニケーションズ(2014)からブレインライティングの方式を紹介させていただきます!

 

こちらのブレインライティングはドイツのチュービンゲン大学の二人の研究者ミヒャエル・ディールとウォルフガング・ストローブの方式を引用しています。

以下その方法です!

 

参加者は全員テーブルを囲んで座り、全員が空白のシートを渡される。テーブルの中央には皆が手の届く場所に、もう一枚空白のシートが置いてある。 解決するべき問題または探求すべきテーマは、あらかじめ明確に伝えられるか、書いてあるかする。まず参加者はそれぞれのシートを取る。次にそのシートに書かれたアイデアを読み、それを何らかの形で発展させたもの(直接的であれ間接的であれ)をそこに記入してテーブルの中央に出す。そしてこれを繰り返していく。参加者は新しいシートを取ったら、まずそこに書かれたアイデアを読み、それを結びつけることで何か新しいアイデアを生み出そうとするのだ。この方法はオンラインのバーチャルな環境でも、参加者が常に他の人のアイデアにコメントしたり、それを発展させるという形でうまく利用することができる。(3)

 

こちらの方式は『超時間術』のものと比べて、匿名性の強いブレインライティングになっていると思います。ただ、このやり方だとアイデア出せる人と出せない人で進めるペースが変わってくるので、集団会議としてはあまり向いていな部分もあるのかなと思います!

 

なので、「匿名性」と「効率」のために『超時間術』と『アイデアは交差点から生まれる』の二冊の方式をうまく融合させたら完璧じゃないですかね!???

 

つまり、

  1. 解決したい問題や疑問を決める
  2. その問題に対するアイデアを、各自が10~15分かけてシートに書く(シートにはあらかじめ番号が振ってある)。思いつく限り何を書いてもOK
  3. 書いたシートをテーブル中央に伏せて置く
  4. 全員がシート置いたのを確認し、ランダムに一人一枚シートを取る
  5. 取ったシートに書かれたアイデアを見て、また10~15分かけて自分の意見を書き足す。これを全てのシート分繰り返す
  6. 最後にすべてのシートを集めて全員で検討する。

 

という方式になります!(高速バージョンで行ってもOK)

どこか権威のある機関(又は研究者)がその効果を実証したわけではないですが、おそらく「効率的」「匿名性」という観点から見たら、上の二つの方式に比べ断然に改善されたように思われます!(少し手間は増えますが…)

 

 

さて、ここからまとめに入りたいと思います!!

  • ブレインストーミングは実は非効率である
  • その非効率の原因は話し合いにある
  • そのため話し合いによる方式よりも書く方式の方が効率的だ
  • 書く方式=ブレインライティングは世界的にその効率性が認められている
  • つまりこれからの時代は「ブレインストーミング」ではなく、「ブレインライティング」であると言える。
  • (その最強の方式は「効率性」と「匿名性」を意識したものかもしれない)

 

って感じですね!!

これから何かについて話し合いの機会があるときは是非、ブレインライティングを活用してみてください!

 

今日は以上になります!最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

(1)メンタリストDaiGo著『週40時間の自由をつくる 超時間術』実務教育出版(2018)pp236-242

(2)同上

(3)フランス・ヨハンセン著『アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方』阪急コミュニケーションズ(2014)p157-158